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東洋医学とツボ


東洋医学の世界にも視力回復を目的とした治療があるようですね。

ご存知の方も多いと思いますが、現在病院で行われている医療行為は西洋医学がベースとなっているんですよね。西洋医学というのは体に何かトラブルが発生した際、病名が診断されることとなります。その病名に対して有効な治療方法が決められて、実際の治療を行うのです。

それに対して東洋医学とは、体に何らかのトラブルが起きたとしてもそれを体が持つ自然治癒力によって治そうとするものなんですよね。今回のテーマは視力回復ですから、視力の低下を体のトラブルと考えた場合、西洋医学では目に何らかの治療を施して視力を回復しようと試みることになると思いますが、それに対して東洋医学は体全体の調子を整えて治癒力を高めれば当然視力も回復する、という考え方なのです。

この両者には大きな違いがあり、最も大きな違いは“西洋医学での病名が同じだとしても、東洋医学の場合は人によって治療方針が異なる”わけなんですね。視力回復を目的としているとして、東洋医学では全ての人に同じ治療をしても体の治癒力を高める効果が得られるとは考えていないということです。

その人の体が今抱えている問題なんなのか、それは何が原因で起こっているのか、その調子を整えるにはどうすれば良いのか…同じ薬を全ての人に試しても同じ効果が出るとは確かに考えにくいのが東洋医学というわけです。

さて、東洋医学で視力を回復する方法論というのは、まず目の疲れを取り除いて機能を活性化し、視力が自然に回復できる環境を作るというものなんですね。そのために最も有効なのはツボ刺激といわれています。目の周りには目の健康に関係するツボがたくさんありますから、そのツボを刺激することにより目が健康になろうとする力を活性化させてくれるようなのです。

これらのツボをこれから申し上げる順番で刺激するのが最も効果的といわれています。まずは眉毛のてっぺんあたりにある魚腰(ぎょよう)、次に眉毛の内側の隅にある攅竹(さんちく)、その次に目の内側先端にある晴明(せいめい)、最後に目の下にある承泣(しょうきゅう)ですね。

この4つのツボを順番に刺激すると、つまり眉毛のてっぺんから目の下まで順に下りてくるような動きになると思います。これを指先で押すのですが、あまり押しすぎると痛いだけで後に痛みが残ってしまったりするので、それほど強くない適度な力でいいと思いますよ。

次に目の外側にあるツボですね。これも上から順に刺激していきましょう。最も上にあるのは眉毛の外側先端の糸竹空(しちくくう)、次に目の外側先端にある瞳子りょう(どうしりょう)、最後はこめかみの位置にある太陽(たいよう)です。これらのツボも目の健康に深い関わりがあり、また疲労を回復する効果があるので視力回復には効果的といわれています。

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